【大好評】標津の特選鍋特集 今年もやって参りました!

神内商店のいくらづくり

神内商店のいくらづくり

いくらを取り出す
港から3分の加工場につくと、すぐさま秋鮭のおなかを開き内臓をとりわけます。
メスの場合はここで卵を取り出し、いくらの加工場へ移動します。
運ばれた卵はいわゆる筋子の状態であるため、まず袋から卵をほぐします。
神内商店では、この作業を手作業でもみほぐすように行うことから、手もみいくらと呼ばれます。
ちなみにもみほぐす際に使われるタコ糸を張った格子状の道具も、絶妙の糸の張り具合で卵に傷がつかないように作られており、手作業で丁寧にもみほぐすため、皮に傷がつくといったような、卵に余計なストレスを与えず、品質の良い状態で次の加工工程「味付け」に送られます。
神内商店のいくらづくり
加工場に運ばれた鮭
神内商店のいくらづくり
手作業のもみほぐし
塩いくら
味付けの工程では、塩いくらと醤油いくらでは実は全く違う手順で作られます。
まず塩いくらは、ほぐされた卵を真水で洗い、すぐに限界食塩水(これ以上塩が解けない濃度の食塩水)につけ、標準で7分20秒ゆっくりとかくはんしながら全体に味が回るようにします。この時間は卵の状態を見ながら数秒単位で調節し、味が安定するように努めるそうです。

ちなみに塩いくらの場合、どこの網で上がったか(沖合か沿岸か川からの距離などの違い)によっても、卵の味が変わるため、水揚げされた船を把握することで、網の仕掛けられた場所をイメージしながら、時間調整を行うほどデリケートなものです。
調味液からあげると、ざるにあげ、温度管理の徹底された状態で安生(十分に寝かせ余分な水分を出し熟成)させます。

この工程で、卵本来の味が凝縮され、余分な水分(臭みの元になることがある)をまったく持たない、それでいてしっとりとした最高の塩いくらが出来上がります。
塩いくらは木綿の布で丁寧に包まれ、急速冷凍されて出荷されますが、解凍されてもその布に色がほとんど映らないほどの品質で、プロの料理人に高く評価されているのです。
神内商店のいくらづくり
いくら本来の味が凝縮される
神内商店のいくらづくり
余分な水分を出し熟成した塩いくら
醤油いくら
醤油いくらはほぐされた卵を真水で洗ったあと、すぐに昆布しょうゆと北海道の地酒で作った調味液に入れ、1時間20分漬け込みます。
この時間も卵の状態によって増減します。

こちらは攪拌せず、漬け込むだけです。
漬け込み時間がくると、醤油いくらは調味液から揚げ、よく液を切ります。新鮮な状態で運ばれ、選び抜かれたイクラに、添加物を加えない調味液だけで漬け込まれた醤油いくらは、すぐさま箱詰めされ急速冷凍されます。
神内商店のいくらづくり
いくらの漬け込み
神内商店のいくらづくり
醤油いくらを詰め込む

大変高い品質で急速冷凍されるため、通常一度解凍されると再冷凍すれば品質が落ちてしまいますが、神内商店のいくらは一度なら再冷凍してもほとんど品質が変わらないほど、新鮮な状態のまま加工されています。
神内商店ではこうしたいくらづくりはいい商品を作るためには当然のことだと語りますが、細部まで職人の目の行きとどいた、本当に丁寧なプロの仕事がなされてます。

いくら作りの様子は動画でもご覧いただけます

※再生する際は音量にご注意ください。

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バックナンバー:しべついちばの美味さの秘密

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